あたわったもの
今日はクライアントさんと話していてこんな言葉が出てきました。
【あたわる】
ちょっと聞いたことがない気がしたけど意味は何となく分かった気がしました。
調べてみたら富山弁でした。
「何だかあたわった気がするんです。」
仕事のことについて話していて、そんな言葉をおっしゃっていました。
「あたわる」とは
与えられる 授かる
といった意味。
ひとりひとりあたわった約束やちゃ
(一人一人に授かった宿命だよ)
富山弁だとこんな感じで使うのだそうです。
「あたわった」という言葉がとても印象に残って
その人の仕事がその人にとってとても大切なもののような気がしました。
その仕事についてご本人が願ったり思ったりしたことがありえないと思っていても叶うのだとか。
そんな神がかった出来事には「あたわる」という言葉がピッタリはまると思いました。
自分だけではない何かの意志が働いたようにも感じます。
人には誰にでもあたわったものがあるとしたらどうでしょう?
それは神、もしくは大いなる存在に与えられたのか、もしくは生まれる前に自分で決めてきたのかもしれません。
あたわるという言葉には、全てをひっくるめた意味を感じます。
苦しさも、辛さも、喜びも、幸せも
全部が詰まっているような。
あたわった人生とは、使命や人生の目的を生きるようなことかもしれません。
あなたが神がかった時はどんなときでしたか?
それは何をしている時でしたか?
あなたが、あたわったものがあるとしたら何ですか?